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RECENTLY NEWS -近況情報-
2026年5月
5月中旬現在、大狩部牧場で1日22~23時間の昼夜放牧が行われている。下村代表は「このひと月も他馬より2~3時間先に放牧地に放していますが疲れた様子を見せることはありません。放牧中の様子を見ていると、吊るしている飼葉桶に入れて与えているペレットよりルーサンの方が好みのようです。冬毛もだいぶ抜けて皮膚感の良い馬体を見せ始めており、小ぶりながらバネがあって、全体のシルレットがキレイでバランスが整っています。先日来場された井上調教師も『ここからの成長に期待したいです』と仰っていました」とのことだ。5月上旬の馬体重は310キロ。
2026年4月
4月中旬現在、大狩部牧場で昼夜放牧中。下村代表は「今年からの試みですが、特に産まれの遅い馬たちについて成長を促す意図で、1日22~23時間の昼夜放牧を行っています。見ていると、群れを統率するボスのインプレス6がいると、安心して群れ全体が落ち着いてしまい、もっと放牧中に動かそうと考えて、体力的に大丈夫そうな6頭を他より2~3時間先に放牧地に放しています。実際やってみると、サラブレッドの生存本能としてソワソワして、狙い通り距離をたくさん移動しています。そして、動いている分、しっかりと食べるようになりました」とのことだ。4月19日の馬体重は302キロ。
2026年3月
3月中旬現在、大狩部牧場で1日20時間程の昼夜放牧中。下村代表は「無駄肉の少ないスッキリした馬体で、冬の間、そこ迄急激な成長を見せる感じではなかったですが、母も身体は大きくない事を考えると、この馬なりにしっかり成長しています。将来は440キロ前後で競馬をする位の完成形になってくれたらと思います。中間は暖かくなり、コンディションの良くなった放牧地で背中を上手に使って動いています。身体が柔軟で可動域が広く、歩きも前肢が大きく出て、トモをしっかり踏み込めていて、とても歩きがいい馬ですよ」とのことだ。3月9日の馬体重は289キロ。
2026年2月
2月中旬現在、大狩部牧場で1日20時間程度の昼夜放牧が行われている。下村代表は「以前は放牧地で鳥を追いかけて走ったりする無邪気で幼いところがありましたが、最近は少し気持ちが大人になって、そういった場面を目にすることはなくなりました。今はもっぱら他馬と一緒によく走っていますよ。この冬の間に幅が出てきましたが、元々身体が柔軟な馬なので走りの柔らかさだったり、身のこなしのしなやかさなどは変わっていません。今後、暖かくなって行く中で、馬はドンドン変わってくると思います。楽しみです」とのことだ。2月10日の馬体重は285キロ。
2026年1月
1月中旬現在、大狩部牧場で昼夜放牧中。下村代表は「最初から何でもソツなくこなすインプレス6と違い、初めて経験する事には、最初はよく観察して見極めようとするタイプですが、学習能力が高く、理解してしまえば、2回目からは自らスッスッと行きます。寒くなって可動域を減らさないように行っている歩きの練習で、初めて横木を跨がせた時もそんな感じでした。1頭1頭の個性がそんなところでも感じられて、実に面白いです。中間、体重は10キロ増といったところですが、数字以上に身になってきている印象です」とのことだ。1月10日の馬体重は270キロ。
2025年12月
12月中旬現在、大狩部牧場で昼夜放牧されている。下村代表は「離乳後から暫くは1日22時間放牧していましたが、馬たちも落ち着いてきたので、現在の放牧時間は1日20時間です。元々皮膚の薄い馬で、冬毛も他と比べてそこまで伸びていませんが、寒さに負けず、すこぶる元気ですし、気がついたら、いつの間にかクビ差しから肩周りが一気にがっしりしてきました。身体をスッキリ見せていた印象があったので、正直良い意味で驚いています。最近はだいぶ個性がはっきりしてきて、性格は我が道を行くタイプです」とのことだ。12月上旬の馬体重は260キロ。
2025年11月
11月中旬現在、大狩部牧場で1日22時間程度の昼夜放牧中。下村代表は「11月10日に離乳し、数日前より今の放牧地で過ごしていますが、今ではすっかりボスのインプレス6とは対象的に、序列は真ん中位ですね。大人しいと言うより無駄な争いはしない賢いタイプで、例えば、本馬に対して人間がいつもと違うことをしようとすると、じっとこちらの顔を見つめてきて、まるで確認するような様子を見せます。馬体は全体に伸びがあって背中が柔らかく、放牧地では身体の収縮を効かせて瞬発力ある走りを見せますよ」とのことだ。11月19日の馬体重は248キロ。
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種牡馬ゴールドシップの周辺が騒がしい。JRAサイアーランキングは2022年の23位から16位、15位とランクアップして、2025年8月末現在は第9位。メイショウタバルらの活躍により暫定ながら自身初のベストテン入りを果たした。また2024年と25年は2年続けて120頭を超える繁殖牝馬を集めた。産駒の特徴はズバリ芝適性の高さ。それも長い距離が良い。芝コースに限れば2025年8月末の暫定ランキングでは総合(JRA+NAR)、JRA共に6位。芝2000m戦以上に限定したランキングでは、キズナとキタサンブラックに次ぐ3位と、社台SS繋養種牡馬以外で唯一ランキング入りを果たしている。
そして産駒のもう一つの特徴は仕上がりが早い事だ。初年度産駒のブラックホール、サトノゴールドが札幌2歳Sでワンツーフィニッシュを決め、2年目産駒で、後のオークス馬ユーバーレーベンも同レースで2着。その他、京都2歳S3着のマカオンドールや、翌年フローラS勝馬となるゴールデンハインドも2歳秋の芙蓉Sで2着。2歳中距離戦でもゴールドシップ産駒が存在感を発揮している。
母は芝2000mの未勝利戦を勝ち上がると、いきなり紫苑Sに挑戦した期待馬だった。結果的には1勝のみで現役生活を退くことになったが420キロ前後の馬体でタフに32戦を走り抜けた。
本馬の4代母トゥザヴィクトリーはエリザベス女王杯の勝馬。5歳春にはドバイワールドカップに挑戦して2着という銀星もある。そのファミリーの広がりはブラックタイプでご確認いただきたいが、本馬を管理予定の井上智史調教師が、調教助手時代に近親のリオンリオンを手掛けていたというのも何かの縁だろう。
「背中が柔らかくて腰が強く、放牧地では、逞しい心肺機能を披露してくれています。まるでバテることを知らないかのようです。活力あるカップリングに期待してください」という力強いメッセージが大狩部牧場代表の下村優樹さんから届いた。