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RECENTLY NEWS -近況情報-
2026年2月
2月中旬現在、大狩部牧場で1日20時間程度の昼夜放牧が行われている。下村代表は「厳しい寒さの中ですが変わらず元気で、放牧地では変わらずボスとして振る舞っています。他馬を蹴ったりはしませんが、他の馬が食べているのを許さなかったり、兎に角、気持ちが一番強いですね。この気持ちの強さが、競馬では闘争心として発揮されそうで頼もしく見ています。筋肉量が多くパワー型の体型で、こういうタイプは身体がガチッとしてくる傾向があるので、関節の可動域を広げるトレーニングも引き続き行っていきます」とのことだ。2月10日の馬体重は338キロ。
2026年1月
1月中旬現在、大狩部牧場で昼夜放牧中。下村代表は「現在、当場には32頭の明け1歳馬がいますが、どの仔も元気に過ごしています。最近はマイナス10度以下の日も珍しくなく、寒くなって馬たちの可動域を減らさないように曳いて横木を跨がせたり、歩きの練習を行っています。本馬はとにかく賢いので、初めて横木を跨がせた時でも、まるで『これをやればいいんですよね』と言わんばかりの澄まし顔で、最初から上手にこなしていました。今の馬体からは、将来的に470~480キロ位で競馬をするイメージを持っています」とのことだ。1月10日の馬体重は319キロ。
2025年12月
12月中旬現在、大狩部牧場で1日20時間程度の昼夜放牧中。下村代表は「最近は1日20時間と若干放牧時間は短くしていますが、夜間放牧はずっと続けています。気温がぐっと下がってきて、だいぶ冬毛が伸びて見た目もモコモコしていますが、そこまで冬毛を背負っていないスパークの当歳(インプレス8)の方が元気いっぱいで、逆にこちらの方が少し鼻水を垂らしていたりしています。変わらず放牧地のボスであり、好奇心旺盛な性格で色々な馬に積極的にコミニュケーションを取り行く感じで放牧地では過ごしていますよ」とのことだ。12月上旬の馬体重は310キロ。
2025年11月
大狩部牧場で10月22日に離乳を行い、11月中旬現在、1日22時間の昼夜放牧中。下村代表は「馬体は上背が出るのと同時に幅が出てきました。現在は牝馬14頭で放牧してますがすっかり放牧地のボスで、だいぶ威張っています。母仔でいる時はそんな感じはなかったですが、離乳後、気の強さを見せるようになり、いつの間にか序列争いを制していました。隣の芝生が青く見えるじゃないですが、耳を絞って他馬を威嚇して飼葉桶を独占したかと思えば、暫くすると隣の桶に移動して同じ事を繰り返して、ある意味『一人勝ち』状態です(笑)」とのことだ。11月19日の馬体重301キロ。
血統アップデート2025-10-26
半兄メイショウソラリス(牡2歳 父シスキン)が10月26日京都、2歳未勝利(芝2000m)で逃げ切って初勝利を挙げました。
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強烈な末脚を武器に2021年の紅梅ステークスでソングライン、ララクリスティーヌに次ぐ3着となったルチェカリーナは、マイル以下の距離であれば芝、ダートを問わずどんな位置からでも競馬が出来る高いレースセンスと、強烈な決め脚を武器にJRAで4勝を挙げた活躍牝馬。重賞初挑戦となった4歳暮れの阪神カップでは後方待機策から大外を回りながら勝ったダイアトニックから0.2秒差まで詰め寄った。募集本馬インプレス6は、その半妹だ。
父が米GIシガーマイルH勝馬のディスクリートキャットから、ドバイターフ、そして世界最高賞金額を誇るサウジカップを制したパンサラッサに替わり、父を彷彿させるスラッと脚長の体型には、スピード馬の特徴が良く表現されている。2022年の天皇賞・秋において前半1000mを57秒4の超ハイペースで通過しながら、ゴール前までイクイノックスを苦しめたパンサラッサのスピードと持続力が、放牧地を無邪気に走り回る本馬にもきっと受け継がれているだろう。「パンサラッサは強烈な個性の持ち主でした。生産者として、その血を継ぐ馬を自分の手で育てたかった」と話すのは大狩部牧場代表の下村優樹さん。そう言い切る姿からは夢やロマンだけでなく、より強く、より速い馬を作りたいという強い意志が感じられる。
母系を辿れば曾祖母レッドタイガーは1990年代の日本競馬に起きた外国産馬ブームのただ中で活躍したヒシマサルの半妹。ヒシマサルは外国産馬のため当時のルールでクラシックレースには出走できなかったが、きさらぎ賞、毎日杯、京都4歳特別と重賞3連勝。同世代の2冠馬ミホノブルボンのライバルとして高い評価を受けた馬だった。
「アンリミテッドピサにとっては2年ぶりの仔ですが、父が替わり、距離の融通性を感じさせる血統と馬体だと思っています。ルチェカリーナが成しえなかった夢を託したい、そんな言葉が恥ずかしくない1頭です」と下村さんが言葉に力を込めた。