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RECENTLY NEWS -近況情報-
2026年2月
2月中旬現在、奥山ファームで昼夜放牧が行われている。奥山昌志代表は「中間、腹袋が出来てきて、体高も出てきました。エサ食いもよく、体重もひと月で16キロ増と順調な成長ぶりだと思います。肩周りにもっとメリハリが出てくると、さらに良くなりそうです」とのことで、1月末に来場した奥山幸房調教師は「産まれてすぐに見た時から骨格がしっかりしていましたが、順調に成長していますね。馬体、血統、穏やかな気性を考えると、ぜひ牝馬クラシック路線に挑戦させたいと思わせる馬です。活躍を期待しています」とのことだ。2月上旬の馬体重は326キロ。
2026年1月
1月中旬現在、奥山ファームで昼夜放牧が行われている。奥山代表は「12月中は放牧地に雪がなく地面がガチガチで、そのストレスもあり年末年始に飼葉食いがやや落ちましたが、1月になって雪が積もり、飼葉食いも戻っています。この寒い時期でも風邪ひとつひかず、身体は上に伸びており、そして四肢の運びの素軽さが目立ちます。なお、この度、弟(奥山幸房調教師)の来年4月開業が決定し、本馬の預託先として皆様へ正式にお知らせできる事になりました。一人でも多くの方に一緒に応援してもらえたら嬉しいです」とのことだ。1月上旬の馬体重は310キロ。
2025年12月
12月中旬現在、奥山ファームにて昼夜放牧を当歳馬6頭で行っている。奥山代表は「中間はグッと気温が下がり、当牧場のある場所は、海沿いと比べると余計に冷え込みが強い中ですが、昼夜放牧は休まず、ずっと続けています。さすがに冬毛がだいぶ伸びてきましたが、体調を崩したことは一度もなく、順調に過ごしています。食いは全然落ちず、飼葉は与えた分は毎回ペロリと完食しており、冬本番を迎えても馬体のコンディションが全然落ちていません。ここ最近は馬がだいぶしっかりしてきたと思います」とのことだ。12月15日計測の馬体重は294キロ。
2025年11月
11月中旬現在、奥山ファームで1日17時間の昼夜放牧を当歳馬6頭で行っている。脚捌きはしなやかでストライドが大きく、群れで駆けていると、後ろにいた筈がいつの間にか先頭にいる。やはり中距離に適性があるタイプだろう。奥山代表は「脚長でフレームに伸びがあり、全体にスラッとした印象でしたが、クラブのパンフレット撮影を終えた位から身体に身が入ってきましたね。離乳後も馬体のコンディションは落ちず、飼葉食いも変わらなかったですし、最近は背肉が乗って肩先やトモに張りが出てきて順調そのものです」とのことだ。11月8日の馬体重は275キロ。
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「まだ開業前で、本馬のデビューまでに開業しているかは未定ですが、この春、調教師試験に合格した弟(大井競馬で開業予定の奥山幸房調教師)を応援したいという気持ちで、本馬の提供を決めました。母は中央4勝馬ですし、恥ずかしくない馬です」と奥山ファーム代表の奥山昌志さんがこの度の提供の経緯について教えてくれた。
父は米国ブリーダーズCジュヴェナイル優勝馬。怪我のため僅か3戦で引退したが、父としても米3歳牡馬チャンピオンのマキシマムセキュリティを輩出し、日本導入後の本邦初年度産駒からは、エートラックス(兵庫ChS)、2年目産駒からはミリアッドラヴ(全日本2歳優駿)を送り、期待に違わぬ産駒成績を残している。現役時に米国で2歳最高峰のGI競走を勝った自身の特徴をよく伝え、仕上がりが早く、スピード能力の高い産駒が多い。
一方の母は瞬発力を武器にJRAで4勝を記録した他、重賞の愛知杯でも5着した活躍牝馬。牝系を遡ればデュランダルやダンシングプリンスなどの名前が見えるファミリーだ。そして母父フジキセキと言えば、サウンドトゥルー、ホワイトフーガ、プロミストウォリアなどダートの活躍馬が多い。
「生まれ落ちた瞬間から骨格に恵まれ、成長と共に身が入ってきています。当牧場では初めての母の仔になるので兄姉との比較は出来ませんが、この仔は手先が軽く、節々がしっかりしている割に重さを感じません。放牧地の動きを見て、『芝でも』と思う事も正直ありますが、昨今のダート競馬はそういうスピードがある馬でないと通用しないので、大井で走らせることに迷いはありません」と奥山さんがきっぱり。
「スピードと優れた瞬発力を感じさせる身のこなしですが、決してスプリンターではないと思います。息長く、マイルから中距離で活躍を期待しています」と奥山さん。その言葉の裏側には、南関東の牝馬三冠、そしてグランダムジャパン・シリーズでの活躍を期待する胸の内がはっきりと見えた。