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2026年2月
高村牧場で放牧されていたが、1月下旬に右前脚の蹄を痛がり、以降は暫く舎飼に留めて治療した。2月中旬現在、治療を終えてパドック放牧を行っている。高村代表は「急に蹄を痛がるようになり、最初レントゲンを撮っても骨に異常はなく原因が不明でしたが、画像を拡大したら蹄の内部にガスが溜まっているのが見つかりました。中に入った雑菌が悪さをしてガスを出し、それが溜まり、内側から圧迫されて痛がっていた状況です。蹄に穴を空けてガスを抜く治療をして、もう大丈夫です。近い内に通常放牧も再開出来そうです」とのことだ。2月17日の馬体重は315キロ。
2026年1月
1月中旬現在、放牧時間を延ばして、高村牧場で1日9時間程度の日中放牧が行われている。高村代表は「このひと月の成長は、クラブの3頭の中でも一番目立っていましたね。背肉がしっかりつき、ひと回り身体が大きくなって、品のあるシルエットになってきました」とのこと。なお、日本調教馬初のブリーダーズカップクラシック制覇の偉業を成し遂げ、先日JRA賞年度代表馬に選出されたフォーエバーヤングを含めて、昨年も6頭の産駒が重賞(含む交流重賞)を勝つなど父の産駒の活躍が目覚ましい。ついに今春の父の種付料は、昨年から倍増の1000万円となった。
2025年12月
12月中旬現在、高村牧場で1日8時間程度の日中放牧が行われている。高村代表は「12月10日に昼夜放牧から日中放牧に切り替えましたが、放牧時間が短くなって元気があり余っている様子で、泥遊びが大好きなので、いつも泥だらけになって帰ってきます。物凄く気が強くて、放牧地では当然のようにボスですね。頭がいいので無駄なことはせず、目で合図をして他の馬を引き連れて移動するといった場面もよく見かけます。そして、群れの規律を誰かが乱したら、その馬に対してガツンと行く厳しいところがありますよ」とのことだ。12月17日の馬体重は278キロ。
2025年11月
11月中旬現在、高村牧場で午後2時~翌朝7時迄の昼夜放牧中。高村代表は「10月末にインプレス11(母アンジュミニョン)と同じタイミングで離乳して、こちらも翌日には徐々に落ち着いてきました。馬体のバランスが良い点は2頭に共通していますが、シルエットがきれいに出たインプレス11と比べると、こちらは身体つきがゴツく出た感じです。放牧地では結構気の強いところを見せていて、動きにも力強さが感じられます。放牧地の山坂を上る時も首を上下に上手く使って、楽に坂上の開けているところまで駆けて行きますよ」とのことだ。11月17日の馬体重は266キロ。
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昨年秋の当歳馬募集開始早々に満口となったヒーロー13の全妹インプレス12が登場だ。
ちなみに母ピエールドリュヌにとって、本馬は4頭目のリアルスティール産駒となるが、高村牧場代表の高村祐太郎さんは、「ピエールドリュヌとリアルスティールの配合により、名牝ミエスク4×4のクロスが生じます。全兄シルバーティムールのスピードと瞬発力、そしてスタミナにはムーンザドリーム系の底力、そしてクロスの効果を感じました。相性の良い配合だと確信しています」ときっぱり。補足的に説明するとミエスクはキングマンボの母。現役時代は、欧米を股にかけてGⅠを10勝した歴史的名牝だ。その4×4クロスを狙って誕生したのが、JRA2勝のシルバーティムールであり、募集本馬インプレス12やそのひとつ上の全姉ヒーロー13だ。
インプレス12は生まれてからまだ半年足らずだが、特にここに来ての良化振りが目覚ましいと高村さん。「成長過程で馬体が崩れず成長し、最近は放牧地で圧倒的な存在感を示すようになりました。この血統は筋肉量が多いのが特徴のひとつですが、本馬もその特徴はしっかり受け継いでいます。そして兄姉に共通する馬体のバランスの良さも受け継いでいます。姉にも負けない位の手応えを感じています」と評価する。
父リアルスティールは8月15日に発表された『ロンジンワールドベストレースランキング』においても1位の座を守り続けるフォーエバーヤングの父。イクイノックスと並び世界のホースマンにもっとも良く知られる日本繋養種牡馬であり、芝でもダートでも活躍馬を送り続けているトップスタリオンだ。
「この馬は、大人しいのではなく落ち着いている馬。群れの中でもじっと闘争心を秘めているような雰囲気を感じます。兄姉と共通する成長曲線を描き始めているので今後が本当に楽しみです」と高村さんが自信たっぷりに言葉を結んだ。