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RECENTLY NEWS -近況情報-
2026年2月
2月中旬現在、谷川牧場第二分場内の今までとは違う放牧地で、午前10時過ぎから放牧して、翌朝6時に収牧する昼夜放牧が1歳牝馬8頭で行われている。牧場スタッフは「1月21日から牡牝に放牧地を分けて、道を挟んだ別の放牧地に移動しました。牝馬だけの新しい顔ぶれになったので、また力関係は変わっていますが、インプレス3(母ファンディーナ)とは相変わらず仲が良く、放牧地では大抵2頭一緒に過ごしていますね。中間GPSをつけて運動量を確認しましたが、しっかり動いていますし、食いも良く、順調ですよ」とのことだ。2月上旬の馬体重は368キロ。
2026年1月
1月中旬現在、谷川牧場第二分場で、午前10時過ぎから放牧して、翌朝6時に収牧する昼夜放牧が引き続き1歳馬14頭で行われている。牧場スタッフは「今までは、放牧地で他の馬から離れて1頭でいても全然平気な様子で、結構マイペースな部分を見せていましたが、最近は他の馬に対して強いところを見せるようになってきました。厳冬期の昼夜放牧を継続する中で、さすがに冬毛は伸びていますが、風邪をひくこともなく、身体にはいい張りがあって健康状態も良好です。バランスの取れた身体つきのまま、成長しています」とのことだ。1月上旬の馬体重は350キロ。
2025年12月
12月中旬現在、谷川牧場第二分場で、午前10時過ぎから放牧して、翌朝6時に収牧する昼夜放牧が引き続き当歳馬14頭で行われている。牧場スタッフは「ひと言で言えば、よく食べて、よく寝る仔ですね。馬房の中でも、気持ちよさそうに寝息を立てて横になってよく寝ていますし、放牧地にいる間もよく食べて、先日も隣の放牧地にいた白鳥の群れが飛び立った際の音に他の馬は驚いたり、そちらの方向へ意識を向けたりしましたが、本馬は気にせず一心に牧草を食べ続けていました。お陰で順調に身体は成長しています」とのことだ。12月上旬の馬体重は345キロ。
2025年11月
11月中旬現在、谷川牧場第二分場で、午前10時過ぎから放牧して、翌朝6時に収牧する昼夜放牧が行われている。牧場スタッフは「先月のクラブ秋ツアーの後に本場から第二分場へ移動してきて、そこからは当歳馬14頭で放牧するようになっています。性格的には素直でおっとりしていて、放牧地でものんびりと過ごしていますが、ただ大人しいというわけではなくて、馬同士で主張するところはしっかり主張する馬です。馬体はトップラインの良さが目立ちますし、骨太でがっしりしていて、この時期の当歳馬としてはつくりがしっかりしていますよ」とのことだ。
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「生産牧場にとって繁殖牝馬の更新は不可欠」と話す谷川牧場代表の谷川貴英さんが、昨年英国のタタソールズ繁殖牝馬セールで買い求めたのが本馬の母シンギュラリティIIだ。血統に詳しい方ならピンと来たかもしれないが、その母オキュレンスは、ルパンII(ファントムシーフやディスペランツァの母)の母プロミシングリードの半妹という血統。そして、母の父に入るシユーニは、凱旋門賞馬で本邦輸入種牡馬のソットサスや、今年2月にサウジアラビアのネオムターフカップを勝ち、昨秋のJCでも2着したシンエンペラーの父として紹介されるべきなのだろうが、ここではファンディーナらの母ドリームオブジェニーと同じピヴォタルの直仔という点を強調したい。シンギュラリティIIは、谷川牧場と馴染みのある血統構成と言えるだろう。「ファントムシーフを彷彿させるような背中のラインと歩き方に大物感を感じる」と谷川さんも顔をほころばせる。
父ニューベイは仏ダービー馬。デビュー3戦目の仏2000ギニーは2着だったが、続く仏ダービーは矢のように伸びて先頭でゴール。重賞初制覇をダービーの大舞台で飾ると、アロヒアリイが勝利したことで日本のファンにも馴染み深くなったギヨームドルナノ賞と、凱旋門賞の重要なステップレースであるニエル賞を連勝して、重賞3連勝を達成。優れた能力と高いレースセンスを示した。現役引退後は愛国で種牡馬入り。初年度産駒から2頭のGI馬を輩出し、2年目産駒からはクイーンエリザベス二世S優勝馬ベイサイドボーイを送り評価が急上昇。2025年の種付料は7万5000ユーロ(約1300万円)と発表されている。その父ドバウィは2022年の英愛チャンピオンサイアー。日本でもマクフィやベンバトル、モンテロッソによって、その血は広まっている。「放牧地ではとにかく食べる馬。内臓が丈夫なのだと思う。目指すのは牝馬クラシックです。どんどん食べて丈夫に育って欲しい」と谷川さんも大きな期待を寄せている。